9.民事再生の前提1

所謂民事再生の手続きも、自己破産や任意整理等と同様、借金が多額に膨らんでしまった人の為の借金整理の手段の一つです。その目的及び主旨は多額の借金を抱えて苦しむ人達を救済し、借金を返済した上で借金のない新しい人生のスタートを切ることを支援することが目的だと言ってもいいでしょう。従って民事再生手続きの主旨は、これまた自己破産等他の債務整理の手続き同様、決してその手続き申請者を追い込んだり、またその責を問いための制度ではありません。もし皆さんが現実に多額の借金の返済に困っていて、非常に苦しい思いをしているのなら、民事再生は是非真剣にその申請を考えて欲しい制度です。民事再生を裁判所に申し立てるとなると、その途中には非常に厳しくて長い審査の過程が待っているような印象を受けます。ですが実際のところ民事再生の申し立てが通るまでの過程は、決して思ったほど長く困難なものではありません。また民事再生を始め、法的手段で借金の整理をするとなると、多くの人達は借金整理の申立人は借金を帳消しにしてもらえるかわりに、何か処罰を受けたり損害を蒙ったりするものと考えがちですが、実際にはそんなことはありません。ですが言うまでもなく、世の中にはそれなりのルール、規範があるものです。自己負担や任意整理等他の借金整理の方法でも同様ですが、多重の債務を負っている苦しい状態にある人の全てが裁判所において民事再生の手続きが出来るというわけではありません。裁判所に民事再生の申し立てをし、それが裁判所に許可されるには、以下の要件を備えている事が必要になります。もし多額の借金に悩む皆さんが実際に民事再生の申し立てを考えているという場合には、その申し立てをするかどうかを決意する前に、もう一度以下の条件に果たして該当している(或いはいない)かどうか、まずは確認をしてみてください。
①返済不能になる恐れがあること
自己破産の申し立ての条件としては、当然ながら借金の返済が不可能であることがありました。これはある意味当然のこととも言えるので、ここで立ち入って解説することはしません。ちなみにこのことは文字通り抱えた借金があまりに多額で、それによってこれ以上返済を続けていく事が不可能な状態である事を指しました。例を挙げて言うなら、利息の高い消費者金融等からの相当な金額の借金がある場合等です。また余程高額の収入でも無い限りは到底返済が不可能だという借金を抱えている、といった場合も含まれます。もし民事再生申し立て人がこれに類するような状況にあれば、裁判所に民事再生を申し立てるための条件を満たしていると言えます。

民事再生申し立ての条件として補足するなら、民事再生の申し立てが受理される条件として、月々の収入、及び支払額や総借入額を比較検討し、そのそれぞれの金額から見て借金返済が不可能になる恐れがある状態であることが必要になります。具体的にわかりやすく言えば、例えば現在のところは何とかは月々の返済をし続けてはいるが、少しでも生活レベルが落ちれば返済ができなくなってしまう可能性が高い、或いは借金を返しても返しても結局のところ利息分しか返済できず、借金の元本がいつまで経っても減らない、等様々な事情が含まれると思われます。ですが実際のところ、こうした民事再生申し立ての条件に果たして該当するかどうかの判断は専門家でないと困難とも思われますので、皆さんがいざ民事再生の申し立てを考えているのなら、自分だけで判断するのではなく借金問題の専門家に相談してからにしたほうがよいかもしれません。もしからしたら過払い請求されていたりするかも知れません。

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2017/7/12 更新